水生園の花
2025.06.15 公園・植物園
ハンゲショウ
いつも愛知県森林公園をご利用いただきありがとうございます。
6月の中旬になると、植物園では水生園のハンゲショウが見ごろを迎えます。
半夏生とは、二十四節気の一つである夏至から数えて11日目にあたる日で、今年は7/1(火)になります。
この時期のハンゲショウは大きな白い模様が目を引きますが、これは葉の一部が白くなったもので、花ではありません。本当の花はそこより上につき出た穂のような部分。ここにたくさんの小さな花が集まっています。
この花のかたちに由来するのでしょうか、学名は Saururus chinensis=中国のトカゲのしっぽ で、日本を含む東アジアに自生しています。
この花はまるで半分だけ化粧をしているように、葉が途中まで白くなる特徴があり、半夏生=半化粧と考える説もあります。
水生園の一角で一面にひろがるハンゲショウは、清楚で優美で見ごたえがありますので、ぜひ植物園までおでかけください。


ハンゲショウの花